キャリアの授業は地域と連携した授業になっています。今年も地域連携協力隊の福島邦男さんに講師をお願いしました。
事前学習ののち、配られた資料を手に、説明をいただきながら名所旧跡でメモを取り、「望月」の魅力に触れていきました。
「望月宿」の周辺、瓜生坂頂上から中山道をはじめとする町の名所、旧跡を歩いて辿りながら、寺社など歴史文化史跡に触れ、自分たちの学校がある望月の町をより深く知り、造詣を深めました。
午後は、現代書道の父である比田井天来について学んできました。天来の書が彫られた石碑を見学に行き実際見てみると、望月にはいたるところに天来の書や関係したものがたくさんあり、書道家にとっては聖地となっているここ望月をあらためて感じることができました。その後、天来記念館に移動し説明をいただきながら、望月宿出身の比田井天来、小琴夫人や門下生たちの書道作品、道具など貴重な資料を見学し学びました。
〈参加した生徒の感想〉
「中山道が東京~京都へとつながっていくことがまず驚きでした。江戸時代から続くこの道を歩いたんだなと思うと不思議な気持ちになりました」
「望月の至るところに馬のマークを見ることが多く、それについても疑問があったので、望月では馬が重宝されていた話を聞けてとても「スッキリ」しました」
「印象に残ったことは、比田井天来の言葉です。彼は、書の古典を深く研究し、正しい筆法を後世に伝えようと努力した人物 でした。「自分の字を真似するな、古典から学べ」という教えには、書に対する真剣な姿勢と弟子たちへの思いやりを感じました」
「私の曾祖父母の結婚式に比田井天来の奥さん「小琴夫人」が来てくれたと母親から聞いていたので、実際に学ぶことができとても感慨深い気持ちになりました。親子で、また天来記念館を訪れたいです」
「地域連携協力隊の方のわかりやすい説明のおかげで、当時の風景や暮らしぶり、歴史の背景が想像できとても貴重な体験をすることができました。ありがとうございました」